【ブログ】「話せるようになる」ための500の方法
「大丈夫ですよ」の罠
今日は2件続けて、お医者さんから「場面緘黙ではありませんよ」「大丈夫ですよ。そのうち話せるようになりますよ」と言われて安心してしまい、対応が遅くなってしまったケースの相談がありました。
「様子を見ましょう」もたちの悪いアドバイスですが、「そのうち話せるようになりますよ」はもっと悪いですね。
医者から「大丈夫」と言われれば「大丈夫なのかな」と思ってしまうし、何よりそう思いたいからそのことばにすがってしまいます。
結果として、適切な対応を始めるのが遅くなってしまうのです。
対応が遅くなってしまっても、いつからでも緘黙症状を改善させることはできます。
ですが、大きくなってから緘黙症状が治っても、その子が話せないで過ごした期間は戻ってはきません。
なるべく早くしっかりした計画を立てて、緘黙症状の改善に積極的に取り組むことが大切だと考えています。