場面かんもく相談室 いちりづか

【ブログ】「話せるようになる」ための500の方法

「いちりづか」は場面緘黙専門のオンラインの相談室です。

場面緘黙の症状は、適切な対応によって
必ず改善させることができます。

「場面緘黙を治す」「話せるようになる」ための
最も効果的な方法を、
一緒に考えてみませんか?
2024-03-21 09:00:00

【学校との連携⑱】「通知票」について⑥個別の指導計画の評価と見直し

通知票の問題の3つ目として、「個別の指導計画」についても触れておきましょう。

個別の指導計画についてはこちらの記事に書いておきましたので、併せてご覧ください。

 

個別の指導計画は「一人ひとりに応じた、教科の学習と自立活動での目標と指導内容・方法についての計画」です。

特別支援学級や通級による指導の対象となる子については、作成と活用が必須になっています。

 

 

個別の指導計画はPDCAサイクルで進める

 

指導計画ですので、立てっぱなしにすることはなく、必ず「評価」と「改善」がセットになります。

<PDCAサイクル>

計画(Plan)→実施(Do)→評価(Check)→改善(Act)→新たな計画

 

このような流れで見直しが行われていきます。

「評価」と「改善」は随時行われるものですが、特に重要なのは学期末のふり返りです。

 

個別の指導計画例.png

 

こちらは以前の記事にも掲載した個別の指導計画の例ですが、右下の欄に「成果と課題」が書かれています。

これが学期末の「評価」になります。

 

 

個別の指導計画の「評価」を見るポイント

 

個別の指導計画の「評価」(成果と課題)は、学校側が年度末に機会を作り対面で説明することが望ましいです。

もし対面での説明がなかった場合も、個別の指導計画にはその内容が明記されている必要があります。

 

「評価」を見る際には、以下の点を意識するとよいでしょう。

1.「目標」との対応:長期目標や短期目標が達成されたか

2.今後の課題

・目標が達成されている場合は、次の目標や課題は何か

・目標が達成されていない場合は、その理由や課題は何か

 

 

個別の指導計画の「評価」に問題があった場合

 

よくあるケースとして、次のようなことがあります。

・年度末に個別の指導計画の評価が示されない

・学校側から個別の指導計画の説明の機会がない

・個別の指導計画の評価が目標と対応していない

・個別の指導計画の評価が子どもの実態を捉えていない

 

こういった場合は、春休み中にしっかり説明の機会をもってもらうように、学校の特別支援教育コーディネーターや学級担任などに依頼をしましょう。

個別の指導計画は作りっぱなしではなく、しっかり活用していくことが大切です。

 

個別の指導計画を活用して、来年度に向けてよりよい計画を立てていきましょう。